9月1日って・・・
1923年(大正12年)9月1日午前11時58分44秒
関東大震災は起こりました。
昔、祖父に聞いた事があるんですが、それはそれは大変な災害だった
そうです。
って、今、起きたって未曾有の大災害になるのに、大正時代なら
なお更余計にすごかったんだよなぁ。。。
2005年1月にCX(フジテレビ系列)で、「救命病棟24時」ってテレビ
番組が放送されたの覚えていますか?
江口洋介、松嶋菜々子、香川照之などが出演した番組です。
舞台は東京。 ある日、未曾有の大震災が東京を襲う。
研修医だった小島 楓(松嶋菜々子)も、今では救命救急の現場でバリバリと
働いていたが、その楓も震災に巻き込まれる。
そして被災し負傷した患者が、楓の働いているERにも続々と搬送されてくる。
次第に病院中が大パニックに陥る。
医者や看護師の中にも自分の家族や自宅が心配になる者も出てきて、現場を
放棄して自宅へ帰る者も出始める。
ERセンター長の黒木春正(香川照之)も、バラバラになって行く現場に苦悩し
医療設備の故障にいらだつ。
そんな時、国境なき医師団にいた進藤一生(江口洋介)も、一時帰国して東京に
おり、被災するが、たまたま居合わせた患者と供に、楓が勤めるERへ患者搬送
する形で乗り込んでくる。。。
そこで、進藤と小島が再会し、力を合わせて、震災後の3日間を乗り切ると言う
「大規模災害時の救急医療」をテーマにしたドラマだった。。
前置きが長くなったが。。。
あらためて考えると、医療機関、公共機関、政府、東京都など、国民や都民を救う
人達も被災しているって事。
親類が亡くなったり、自宅が崩壊していたとしても、自分や家族を犠牲にしてまで
被災難民を助けなければならないと言う立場。
そこに、被災難民は、「どうーにかしろ!」としか言わない身勝手さ。
ドラマの中で「大震災や大災害が起こった場合、みんなが被災者なんです。」って
言葉が痛烈に心に響いた事を覚えている。
そんなたくさんの問題提起がされたドラマが現実に起ころうとしている。
そんな事を震災の日(9月1日)を前に、思い出したのである。
関東大震災クラスが東京を襲った場合、環状7号線の内側(特に、中野、杉並)は
火の海となり、台東、墨田、中央、江東、江戸川などの0m地帯は、河川の決壊で
浸水し、お台場や臨海地域は、液状化現象で地面がズブズブとなり、高層ビルや住宅の
倒壊が予想されている。。
荒川・江戸川・多摩川の橋は全て崩壊して、他県住民が帰れない帰宅難民となる。
比較的、地盤が硬い多摩地方でも被害は甚大となると予想されている。
考えただけでも恐ろしいわ(-_-;)
ちなみに、関東大震災まで「震度7」と言う設定はなかったんだが、関東大震災以降
、震度が見直されて「震度7」が設定された。
しかし、その後、阪神淡路大震災まで「震度7」が使われる事がなかったんだ。
あと数年もすると、震度7クラスが東京を襲うと思うと、地震慣れしている私でも
恐ろしいと思う。
「備えあれば憂い無し」(-_-;)。
今から、何かを備えよう(^^)v
コメント
本当に怖いですね・・
まさか・・そんなすごいことになるなんて・・正直思ってみませんでした。
本当に怖い・・
無傷でいられることが不思議ということですよね・・
大地震がきたとき、表沙汰にされてない??のかどうなのかわからないですが、犯罪もすごく多くなるようですよね・・
理性がなくなってしまうんですね・・
本当に怖いです(号泣)・・
投稿者: 事務員その1 | 2007年09月04日 10:14