新たな支援開始
2007年11月から、日本盲導犬協会の支援を始めます。
私の支援目的は、人間をサポートするために身体を張って頑張っているレトリーバーを
初めとした賢い犬達のためです。
犬のご先祖様は狼だと言うのが有力な説で、遡ること紀元前エジプトの壁画にも犬が描
かれているほど、犬と人間の歩んできた道は長いのです。
動物の中では、犬が人間と一番付き合いが長い動物ではないでしょうか。
彼らは、群れで生活する習性を持っているので、人間と一緒に生活することで、群れの
リーダーとしての人間を信頼しています。
そういった信頼関係の最たるものが、盲導犬や介助犬、救助犬だと思っています。
その彼らを「生み、育て、奉仕させ、ゆったりとした余生を送らせる」ために盲導犬協
会が頑張っています。
私は、そのどれにも参加が出来ないので、募金と言う形で支援を始めました。
<盲導犬サーブ号の感動秘話>
昔、「サーブ号」と言う盲導犬がいました。
サーブ号は盲導犬には珍しく犬種が「シェパード」であり、中部盲導犬協会で訓練された
賢い盲導犬でした。
日々、ご主人の眼となり奉仕をしていましたが、あるとき、ご主人を誘導中に、暴走車が
サーブ号の誘導するご主人に突っ込んで来る事故がありました。
その時、サーブ号は、ご主人を守るために、その車にぶつかって行ったといいます。
結果、サーブ号は左前足(片足)を切断する大怪我を負いました。
その後、片足になったサーブ号は引退を余儀なくされ、静かに余生を過ごしていたのですが、
盲導犬地位向上のため、そのご主人とサーブ号が国会を訪れる事になりました。
誰もが「サーブ号はご主人を引くことは不可能!」だと思っていたのですが、付き添いの方が
ハーネスをサーブ号に取り付けた瞬間、歩けないはずのサーブ号が、ご主人のために立ち
上がり、ハーネスを引き出したといいます。
ご主人を忘れずに愛していたんですね。
盲導犬が人間との信頼関係を築く上で、生後~1年間、パピーウォーカーと愛情たっぷりに
過ごした期間が非常に重要だと聞いています。
信頼を裏切らない誠実な行動、本当に涙が出てきます。
サーブ号は中部盲導犬協会で訓練を受け奉仕活動に出発した事もあり、サーブ号死後、JR名
古屋駅前に銅像が建てられました。
その「盲導犬サーブ号」の件が報道された事で、広く世間に盲導犬が認知され、盲導犬が
色々なお店に出入り出来るようになりました。
そんな犬達を、ずーっと応援して行きたいと思います。
頑張れ(^^)v